この音声録音「The Mantra」(英語)では、ハー・ホーリネス・サイマーが、これらの真実など沢山のことを美しく表現しながら、マントラとは何か、マントラがいかに効果的にあなたの人生のあらゆる側面を変えるかを明確にしています。
H.H.サイマーの “Devotion(「献心」) “からの抜粋音声です。オンラインでご購入いただけます。*現在ご用意があるのは英語版のみです。: Devotion 献心- デジタルダウンロード
私は、「なぜマントラが私たちに必要なのか」という質問に答えることにしました。愛する魂たちよ、このような質問をしてくれてありがとう。まずご自分に尋ねてください、マントラとは何か?と。
マントラとは何でしょう?
マントラとは、神の名前や存在を表す神聖な言葉や音節の集合体です。それぞれのマントラは独特で特別なもので、とてもとてもパワフルです。マントラには、パワーが、神聖なるパワーが込められています。マントラは、完全に表現されると、瞬時に心を癒し、ほとんどの場合、心を落ち着かせるほどのインパクトがあります。マントラに集中すればするほど、マントラからより多くのものを受け取ることができます。マントラは、言葉としての神であり、音・響きとしての神であり、振動・波動としての神であり、そして、神としての私たちの本質でもあります。マントラを唱えるとき、私たちは意識的に神の名前そのものを言っているのです。
マントラを唱えることにはどんな恩恵があるのでしょう?
マントラを意識的に使うことで、私たちは神に近づき、神を体験し、神と融合することができます、このパワーは私たちの中に宿る力です。完全な信仰の中で繰り返されるマントラは、私たちを神へ、セルフ(真我)へと導き、マントラのグレース(天恵)や神聖な愛を私たちに体現させてくれます。この時、私たちは神の実現を体験することができるのです。神に気づき、悟り、再認識し、実現させるのです。
マントラはどんな風に口にしたらいいでしょう?
マントラに身をゆだねることはとても大切です。マントラを愛してください。全身全霊の信仰を持って神を愛し、疑わないこと、疑ってはなりません。 完全に集中して神の名を繰り返しなさい。 そうすれば、自分が何者であるかを知ることができ、自分の目的に気づくことができ、あなた自身のアットマ、ご自身の魂を、本当に体験することができます。マントラがグルから与えられると、グルは自分のシャクティを入れてそのマントラを活性化します。この光の存在の愛は貴重なので、この機会をしっかり捉えてください。このようなマントラを受け取ることは稀なのです。このマントラのパワーは純粋なシャクティ(神のエネルギー)であり、あなたがこのマントラに敬意を払うとき、シャクティの力はあなたに最高の奉仕をするでしょう。そうして初めて、あなたは自分自身の最も壮大な姿、マントラの最も壮大な姿、マントラの最も高い可能性を体験できるのです。
自分自身に問いかけてみてください、私はこのマントラに何を捧げる準備ができているだろうか?と。私は自分の献心、自分の情熱、自分を身をもって献げること、自分の意欲を、このマントラに捧げる準備ができているだろうか?あなたはマントラにコミットしていますか?マントラは波動・振動であり、神の無形の形であることを忘れないで、もう一度憶い出してください。マントラは、本当にマインドを光に集中させます。時にはマントラは、特定の方向性を持って与えられることもあります。どうかマントラに敬意を捧げてほしい、私はそうあなたに依頼します。これらの指示を実践し、誠実でいて、変化することを喜んで受け容れ、マントラがあなたを変容させるようゆだねてください。マントラが、あなたにとってもう役に立たないすべてのエネルギーを変質させることを許可してください。マントラの光によってマインドが悟るのをすすんで受け容れるのです。献心は非常に重要です;バクティ、求道者の献心バクティは、本当に重要なのです。ジャパの中で、マントラを繰り返す中で、マントラを大きな声に出すこともできます。マントラの中には、沈黙の中で繰り返されるものもありますが、チャンティングのように、いつでも声に出して唱えることができるものもあると、知っておいてください。あなたのマントラを唱えるとき、あなたのジャパを繰り返すとき、完全に認識して、今の瞬間にいるようにしてください。
マントラは何回繰り返すのがよいでしょうか?
マントラを繰り返せば繰り返すほど、マントラが自分の一部、自分の人格の一部になっていきます。あなたはマントラにどんどん近づいていきます。意識してマントラを繰り返してください。神の名がいつもあなたという存在の舌の上にあるように、できるかぎり沢山のマントラを唱えてください。マハ・サラスヴァティ(ヒンドゥー教の女神)になってください。マントラはあなたに知識を与え、あなたの中の内なる知識を活性化します。尊崇の念をもって、献心をもってマントラを唱えなさい。神の名を常に口にすることで、あなたが神聖でないものを考えないだけでなく、口にもしないようにします。あなたにとって、とても自然になるまで、あなたのひと呼吸ひと呼吸に、日々の体験に、あなたのあらゆる活動の中に、マントラが自然に唱えられるようになるまで、あなたの自身のシャクティが活性化され続けているのです。
マントラの唱え方の例として
例をあげましょう。オム・ナマ・シヴァヤ(Om Namah Shivaya)、オム・ナマ・シヴァヤ、オム・ナマ・シヴァヤと言って、あなたの目の前にシヴァを思い浮かべてください。シヴァに集中して、シヴァを抱きしめて、シヴァをあなたに近づけて、シヴァに夢中になってり、シヴァと溶けあいます。あらゆるものをシヴァにプラサード(神への贈り物/供物)として捧げなさい。シヴァに完全に身を捧げなさい。金色の光の球体の中にいるシヴァを思い浮かべて、集中します。それに焦点をすえてください。ある地点に到達したら、シヴァの姿がこの黄金の光の中に溶け込むという所まで行ったら、ここで、あなたは黄金の光の中にいます。その時には、非常に生き生きとした光になっていて、まばゆくなっています。そしてマントラを唱えれば唱えるほど、マントラと溶けあえば溶け合うほど、光はもっと輝きます。その光と融合しなさい。そうすれば、あなたは自分がその光であることに気づくでしょう。
マントラは、あなたが切望している愛、あなたがずっと切望し続けている喜び、私たちみんながこの地球で切望している平和を与えてくれます。あなたのサダナを続けるための強さを。自分のサダナ(精神修養)を楽しむ意欲を。このマントラは、完全なる敬意と尊崇と愛をもって唱えると、あなたをサダナのピークの経験へと導きます。このマントラによって、あなたは自分自身の中へとさらに深く、より深く、もっと深く入っていって、あなたである神の宇宙的歓喜、エクスタシーに入るのです。
至福のうちにて
ずっとあなたのマー