

魂が物理的な次元から移行する時に、新たな旅が始まります。
私たちは死を終わりと見てしまいがちですが、サイマーはそれを、魂が肉体という乗り物からより高い意識の次元へと移ってゆくだけだと私たちに教えています。この移行と、それがどのように行われるか、という点は魂の進化のプロセスを決定づける上でとても大切です。死ぬ時と死後に起こることは、魂が次の進化の段階でどこへ導かれてゆくかに、大きな影響を及ぼすからです。
サイマーは、魂が天恵と平和とともに、進化のためにより高い次元へと加速しながら高められて移行してゆくことに奉仕するために、セレブレーション・オブ・ライフを創りました。
それは古代ヴェーダの「人生の終わり」のセレモニーと、サイマーならではのエネルギー・ワークを通して、魂がその旅を続けられるよう、愛で抱きしめるかのように導くことでかなうのです。
インドのヴェーダの伝統は、特定のマントラや儀式などを含む豊かな知識の宝庫であり、肉体の死から移行してゆく魂を先導し、そのエネルギーを高め、カルマを浄化して、より高い状態へと引き上げて行きます。
この神聖なサービスの提供を通して、あなたご自身の人生の終わりのセレモニーを予定するお手伝いをしたり、あなたにとって大切などなたかの旅立ちを祝い、奉仕するためのセレモニーの手配を行えることを、私たちは光栄に感じております。
セレブレーション・オブ・ライフ・セレモニーとは?

セレブレーション・オブ・ライフ・セレモニーは、亡くなった方の魂に祝福を捧げ、奉仕するために、ある特定のヴェーダのセレモニーの数々を提供するものです。これらのセレモニーはインド・カシにあるサティア・サイマー・シャクティダム・アシュラムで四日間にわたって営まれます。ヴェーダの高僧たちをハー・ホーリネス・サイマーがエネルギー的に取り仕切る形で行われるものです。
セレブレーション・オブ・ライフ・セレモニーはあるひとつの魂への敬意の中で、そのご移行から12ヶ月以内に捧げられます。伝統的には近親者である、指定された代表者の方に、インドへ持参された遺灰とともにセレモニーにご参加いただきます。
セレブレーション・オブ・ライフ・セレモニーの4段階

灰のプージャ
最初の一連の儀式には、マントラの斉唱の中、しきたりに則って遺灰が神聖な五元素と混ぜ合わされ、聖なるガンジス川へと流されることが含まれます。この第1段階は肉体を大地へと還し、母なるガンガの光を注ぎ込むという行為です。

施しの象徴的行為
初日は、旅立たれた魂のために象徴的な18の品を、儀式的ならわしに則って捧げるセレモニーを含みます。この魂による人としての生の最後の施しが、魂のカルマを浄化します。

ヴィシュヌ・サハスラーナム・ヤギャ
2日目から4日目にかけてはヤギャ(聖なる炎の儀式)が執り行われ、ヴィシュヌ神の千の名前の斉唱を通して、より高次の領域へと魂を引き上げてゆきます。ヤギャは魂のエネルギーとカルマに神聖なる意識の波動を注ぎ込みます。

バンダーラの祝宴
セレブレーション・オブ・ライフ・セレモニーは、ヴェーダの高僧たちや小さな子どもたちや、あらゆる年齢層を含む地元のコミュニティの方々に、旅立たれた方のお名前によって振舞われるバンダーラ(饗宴)で幕を閉じます。この一連の祝祭のセレモニーの最後の段階は、魂がこの地上で人々に喜びと充足感をもたらした、最後の行為として捧げられることになります。
セレブレーション・オブ・ライフ・セレモニーの個人的な体験
愛する誰かのために実際にセレブレーション・オブ・ライフ・セレモニーを実施した方々からのこれらのテスティモニアル(体験者の声)です。亡くなられた方の魂にこうした形で尽くす、そのことの持つパワーが、いかに深く胸打つものであるかを、お感じいただけることでしょう。
ジヴァン・ダス・マハラジ
ケルスティン・シェーン
セレブレーション・オブ・ライフ・セレモニーの費用とご登録
セレブレーション・オブ・ライフ・セレモニーの費用は$5,500です。これには4日間のセレモニーとそのための必要品が含まれています。この金額には、代表者によるインドへの遺灰の運搬に伴う渡航費や宿泊費は、含まれておりません。
愛する方のために
亡くなられて12ヶ月以内の方のためにセレブレーション・オブ・ライフ・セレモニーを企画したい、その手順や方法をお知りになりたい方はsupport@saimaa.jp までご一報ください。現在のインドへの渡航禁止の状況においてはセレモニーを実施しておりませんが、セレモニーは、亡くなられてから12ヶ月以内であれば実施できます。
遺言状・遺産相続計画書に記す
あなたご自身のためにセレブレーション・オブ・ライフ・セレモニーをご希望の方は、遺言状や遺産相続計画書への記し方などについて、以下の情報をお読みください。セレモニーのご登録は、実際に亡くなられてからで、まだ亡くなられていない方のために事前登録をお受けすることはできませんのでどうぞご理解ください。
亡くなられた方のためのセレモニーの代替案として
亡くなられて12ヶ月以上が経つ方や、その遺灰が手に入らない方の魂に敬意を捧げるためには、「物故者のためのヤギャ」をスポンサーされるという方法もあります。このヤギャは魂の進化に尽くすもので、特に自殺や殺人など衝撃的な死を体験された魂に対して非常にパワフルです。
死を超えて魂の進化に尽くすことについてハー・ホーリネス・サイマーが語っているパワフルな講話(ディスコース)をお聴きください。
遺言状や遺産相続計画書にセレブレーション・オブ・ライフについて記載するには
サイマーは繰り返し、自分の死についての準備を整えておくことで自分自身を自由にすることの大切さを強調しています。もしもあなたの遺言状や遺産相続計画書にセレブレーション・オブ・ライフについて記載したいとご希望でしたら、これらは重要なポイントとしてご考慮ください:
- 火葬を計画しておく
遺灰(もしくは遺灰の一部)がセレブレーション・オブ・ライフ・セレモニーを営む上で必要となりますので、火葬された方のみにこのセレモニーをご提供できます。火葬は世界のどこで行われても結構です。その後、インドへとお持ちいただくことを必要とします。遺灰を送っていただくことはできません。必ずどなたかがインドまでお持ちになる必要があることをご承知おきください。
- 執行者と代表者を指定しておく
セレモニーの準備を運営する方、もしくは複数の方々をご指定いただく必要があります。準備に含まれるもの;火葬への立ち会い、インドへの遺灰の運搬、セレモニーへの代表者としての立ち会い
- 費用を割り当てておく
カルマの観点からすると、セレブレーション・オブ・ライフ・セレモニーの費用は、亡くなられた方かもしくはその近親者が捻出するのが最適です。サイマーは私たちに、どういう形を望むにしても、自分自身の人生の終わりの儀式にかかる関連費用を担えるだけの金額をとっておくようにとすすめています。もしもあなたがご自分の魂への敬意で捧げられるセレブレーション・オブ・ライフ・セレモニーをご希望でしたら、あなたの代表者となられる方のための渡航費用や宿泊費用も併せてとっておかれることをおすすめします。セレモニーの費用は今後、変更となる可能性があることをご了承ください。
あなたの遺言状や遺産相続計画書に書き記すべき具体事項のチェックリストと詳細は、こちらからダウンロードできます。
重要:サイマー事務局では亡くなられた方のためのセレブレーション・オブ・ライフ・セレモニーのご登録のみを受け付けております。もしもあなたがご自身が亡くなられた後にこちらのセレモニーを計画なさる場合には、遺言状にその旨を記しておくことが必要となります。予定の段階でサイマー事務局にご連絡をいただく必要はございません。
「神の神聖な名を唱える、聖典を読み上げる、あるいは神聖な瞬間を呼び起こすことで、人が平和に満ちてこの次元を離れることができます」
– ハー・ホーリネス・サイマー
物故者のためのヤギャ

肉体を離れた方々に尽くせる最もパワフルで大切な方法のひとつが、物故者のためのヤギャのスポンサーとなることです。このヤギャは例えば虐待、病気、貧困、霊的進化の障害といった、魂の系列・家系に込められた不調和なエネルギーの解消に役立ちます。それが解消されることで、その魂の家系と子孫が潜在的な可能性を高め、より整合と統合の取れた人生体験を満喫できるようになります。衝撃的な死だった場合、このヤギャは魂のカルマを解消するのに役立ちます。